ステキな生活はステキな住まいからどうもスムハジメです。
今回は「リニア中央新幹線の工事が完成遅延することによる不動産市況への影響」について考察していきたいと考えております。
実は…私は不動産屋さんということもあり、物を書くより話す方がだいぶ得意です(笑)
今回は初めての試みでほぼ、お喋りをアプリに文字お越ししてもらいました。もちろん、私の方で改行や誤字の修正などは行いますが、喋り言葉になっている部分がいくつかあるかもしれません。。
それも、ご愛敬ということで読み進めて頂けますと幸いです(笑)
さて話は戻りますが、先日まで巷を騒がせていた静岡県知事がようやく辞任されまして、それに合わせてリニア中央新幹線の工事もようやく稼働し始めるかなというところまでやってきました。
当初リニア中央新幹線の完成の想定が2027年でしたが今回遅延により実際に名古屋～品川間が開通する予定が2037年と、10年近くリニア中央新幹線の開業が当初の目論見より遅れてしまうということになりましたので、鮮度の高いうちにリニア中央新幹線が完成遅延することにより不動産価格にはどれだけ影響があるのかという私なりの考察を皆さんに伝えていきたいということもあり、今回この内容を執筆させていただく運びになりました。
では早速、本題に触れていきたいと思います！
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リニアについて
リニア停車駅は？
皆様そもそも、このリニア新幹線の計画のルートはご存知でいらっしゃいますでしょうか。
元々、今リニア新幹線自体が、最終的に東京から大阪を結ぶ計画になってまして最終的に完成すると…東京大阪間が約67分=約1時間ぐらいで行き来することができるようになっております。
さらに当初2027年完成予定でした品川駅〜名古屋駅間は約40分で行き来できるようなり、現状私が東京出張すると大体1時間半＝約90分ぐらいかかっておりますので、約1時間ぐらい短縮できるようになるというのが今回のリニア新幹線の計画になります。
リニアが動き出すことによって、ビジネスのエリアが広がったりとか経済圏が広がったりして、経済が活性化していくのではないかという国の目論見になってます。
肝心のリニア中央新幹線の停車駅なんですが、現在の品川駅から名古屋駅間では以下の6都市に停車するのが決まってます。
一つは品川駅（東京都品川区）。そしてその次が今のJR橋本駅（神奈川県相模原市）そして山梨県の甲府市、長野県の飯田市、岐阜県中津川市を経て愛知県名古屋市に到着するという計画になっております。
6駅の停車予定の中でターミナル駅としては品川駅・橋本駅・名古屋駅の3駅が該当しておりまして、山梨・長野・岐阜の3地域に関しては中間駅というような計画になっております。
スーパーメガリージョン構想って？
ちなみに皆様話は変わりますが、スーパーメガリージョン構想というのは聞いたことはありますでしょうか？
国土交通省の方で発表しているリニア中央新幹線の計画の構想名で、今回のスーパーメガリージョン構想は、東京・大阪・名古屋の3大都市を一つの大きい経済圏にしていこうと、日本をひとつの経済圏にしていこうという構想で、それに伴いリニア中央新幹線が開発されているというような状況です。
この構想により約7,000万人が大移動をし、7,000万人の交流圏＝経済圏を生みだしていこうとしております。
その中で私自身は、名古屋のことを中心にブログを書いておりますので、今回は名古屋駅に焦点を当てて話していきたいと思いますが、名古屋駅では「鉄道10路線の交差する地域の一大交通拠点名古屋駅スーパーターミナル化の推進」というのが国土交通省のリニア新幹線の開業に合わせた沿線の取り組みになっております。
具体的にいくつか例を挙げますと、乗り換えの利便性や交通道路のアクセス向上によるハブ機能の一層強化や、多様な人々の交流拠点としてウォーカブルな広場の創出。
このような取り組みを行い「名古屋駅をスーパーターミナル化していこう！」という流れがあり、さらにリニア中央新幹線ができることにより東京・大阪・名古屋圏を1時間で結び7,000万人の交流圏を生み日本を一つの大きい経済圏にしていこうという動きが始まっております。
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名古屋の再開発について
名古屋駅に関してはリニア中央新幹線開業に向けてまち作りの計画がいくつかされています。
まず一つはリニア駅の駅出入口の面的整備です。他にも、乗り換えのエリアを作ったり、東西結ぶネットワーク強化も計画されております。（東西の行き来ができる道路・通路を作っていく予定）さらには高速道路のアクセス性の向上や再開発によって町並みが綺麗に変わりました、ささしまライブとのアクセス改善（地下道を延伸させたり）こういった計画が現状されております。
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名古屋駅の駅前広場に関しても現在、再整備計画がなされてまして駅前オブジェ（飛翔）自体はもう取り外されて今どっかに行っちゃいました笑
さらに、駅周辺の高速道路のネットワーク強化というので今まさに、Nagoya The Towerの至近の高速道路の計画が進んでいるというのと、他にも名鉄名古屋駅の地区の再開発があったり、名古屋駅～伏見～栄地区の『都市機能誘導制限』という容積率緩和をすることによって高いタワーマンションやビルを誘致していこうとそれにより、賑わいを創出していこうとしています。
その中で高い建物をだけを建ててしまうとやはり町並みとして無骨な感じというか色がないというか、地方都市の魅力が少し減ってしまうというのもありますので、基本的には100%を超える容積率の緩和に対しては公共貢献という形で緑化率20%以上の確保でしたりとか、地下街との接続、公開空地の整備などを合わせて実施していくというような取り決めがされております。
大がかりな公園整備（公開空地や緑地の整備）で言えば久屋大通り公園のエリアに関しては、三井不動産主導で再開発が行われ街並みがガラッと変わりまして休日にはフリーマーケットが開催されたり、野外シネマ鑑賞会とか芝生の上にテントやハンモックおいて寝転んだりとか、各種いろんなイベントがやっていて、毎週末賑わっているというのが久屋大通り公園エリアの特徴になっております。
ここまでが大きい名古屋市とリニアの開発の概要になっております。今回の本題戻りますがリニアの完成時期の遅れによる不動産価格への影響というのをここからは述べていきたいと思いますが、主に対象になってくるのは名古屋駅周辺のエリアの物件ではないかと考えております。
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名古屋駅周辺の地価推移
名古屋駅周辺の地価については順調に上昇基調となっております。今回、リニアの遅延自体はありましたが再開発重点地域等も設定されました。また、そういったリニア以外の開発計画で周辺の街の価値の上昇は期待がされております。
名古屋駅周辺のこの10年間での推移をエリアごとに下記に掲載していきます。
全体的に時代柄ということもあり、どこの場所でも50％以上は上昇しております。
名駅3丁目エリア（国際センター駅）
名駅3丁目エリア、上がったパーセンテージですので1%上昇している場合は1%となります。
そのため今回は193.7%ですのでほぼ3倍近い上昇となります。
【新築】プラウドタワー名駅
【中古】グランドメゾン名駅3丁目・シティハウス名駅那古野
名駅南1丁目エリア
名駅南1丁目も顕著に上昇しております。
【新築】プラウドタワー名駅南・Nagoya the Tower
【中古】パークナード名古屋駅
中村区井深町エリア（亀島駅）
亀島駅付近も上昇しております。ただし、この辺りくらいから上昇幅が小さくなってきております。
【新築】レジェイド名古屋駅・仮称亀島計画（トヨタホーム新築予定）
【中古】該当なし（オープンとかプレサンスはあるけど…）
太閤通4丁目エリア（太閤通駅）
太閤通も上がるには上がりましたが、100%を切るか切らないかくらいになってきます。
【新築】リニアゲートタワー名古屋・モアグレース名駅ザ・ゲート
【中古】ファミリアーレ名駅太閤通・ヴィー・クオレ レジデンス名古屋駅
西区幅下エリア（鶴舞線「丸の内」駅最寄り）
幅下エリア（円頓寺商店街入口付近）は概ね69%程度の上昇幅です。距離感的にはさほど変わりませんが、一気に上昇幅が落ちてきます。
【新築】プラウドタワー名古屋丸の内ステーションマークス
【中古】シティタワー丸の内・ポレスター丸の内
丸の内2丁目エリア（桜通線「丸の内」駅最寄り）
一方で同じ丸の内駅エリアでも桜通線側は160%超の上昇幅を見せております。これが地方都市の怖いところで知らない人が現地を見ても、気付けないポイントになります。同じ駅・同じ駅距離でも100%ほど上昇幅が違います…。
【新築】ルジェンテ名古屋モアグレース伏見
【中古】プラウドタワー名古屋錦
西区城西2丁目エリア（浅間町駅付近）
丸の内駅から1駅お隣に行った「浅間町」駅付近ではもうすでに32%まで上昇幅が下がってきております。
【新築】プレディア城西アベニュー・プレサンスロジェ名古屋浅間町ザレジデンス
【中古】これと言ったものはなし
個別物件物件の勝ち負けについて
では個別のエリアの物件毎の考察を述べていきたいと思います。
※後編は後日発表します★
是非、ご期待ください。
今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。ステキな生活はステキな住まいから。どうもスムハジメでした。
次回のブログでまたお会いしましょう！
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回のブログでまたお会いしましょう。ステキな生活はステキな住まいから。どうもスムハジメでした。
